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避妊手術についてのお話です

 避妊・去勢手術をした方がいい、しない方がいい、色々なお話を聞きます。

では、  「避妊・去勢手術はどうしてするのでしょうexclamation&question

人の容姿が一人一人違うように考え方も様々です。

手術の目的やメリット、デメリットを知り、ご家族とよく相談したうえで手術を”するか””しないか”

決めることが大切です猫

 

手術予約前に一度来院していただき、書面にて詳しい説明や手術日、同意書などをお渡しいたします。

(説明の後は電話で予約も可能、説明に費用は掛かりません。←初診の方のみ初診料が掛かります)

来院の時はケガ防止の為に必ず、猫はケージか洗濯ネット、犬はリードをつけてきてください。

   

去勢・避妊手術のメリット

去勢手術のメリット

  1. 攻撃性の低下、性格が穏やかになり、しつけもしやすくなります。                (個体差があり、すべての子に当てはまるとは限りません)
  2. 尿のマーキングが減ります。(特に猫にいえることですが、約90%の子がスプレー行為をしなくなります)
  3. 病気の予防。特に犬では前立腺肥大、肛門の周囲に発生する腫瘍、精巣腫瘍、

    会陰ヘルニアなどの予防になります。

   

避妊手術のメリット

  1. 望まない妊娠を防ぐことができます。
  2. 発情のわずらわしさがなくなります。(犬では発情時の出血、猫では夜泣き)
  3. 病気の予防。乳腺腫瘍、子宮、卵巣の疾患の発生率を下げます。
  4. 子供のときの幼い性格が維持されます。(特に猫です)

避妊・去勢手術のデメリット

避妊・去勢手術のデメリット

  1. 手術時の麻酔薬の影響。呼吸不全、心不全、ショック、肝臓・腎臓への負担など。血液擬固機能障害があった場合は、持続的な出血。(手術前に検査を受ける事をおススメします、検査は当日行います。)
  2. 全身麻酔を実施するということは、常に一定のリスクがある。
  3. 縫合糸に対するアレルギー様反応。(当院では、絹糸の使用は過去にも一切ありません。)
  4. 確率はわずかだが、避妊手術(♀)の場合、ホルモン反応性の尿失禁を起こす可能性がある。
  5. 処置に対する恐怖や手術後の痛みのストレス。(感受性にかなりの個体差があります)
  6. 潜伏しているウイルス疾患があれば、ストレスがかかるので発症のキッカケになりえる。(術前にワクチンを接種してあれば、いくつかの感染症は発症のリスクは減らせる。)

手術の方法

手術の方法

  満月 去勢手術(男の子)

     犬は陰嚢の頭側に、猫では陰嚢に皮膚切開をして精巣を摘出します。

     手術時間は犬で15〜25分、猫で10〜15分です。

     麻酔時間は犬で30〜40分、猫で20〜25分です。 

  満月  避妊手術(女の子)

     犬はおへそから尾側方向へ、猫ではおへその約3〜4cm尾側から、皮膚切開後、

       開腹して卵巣と子宮を摘出します。

     手術時間は犬で約45〜60分、猫で約30分です。

     麻酔時間は犬で約1時間〜1時間半、猫で1時間です。  

注意事項

 注意事項

  1. 去勢手術は2歳以下、避妊手術は2回目の発情の前に実施したほうが、メリットがより多くなります。
  2. 術前には、どんな手術かを飼い主様にも知って頂きご予約となりますので、1度ご来院頂き必ず説明を受けていただきます。そのときに、検査内容や同意書等の書類をお渡しします。(説明は20分程度、説明費用はありませんが、初診の方は初診料がかかります) 書面にての説明になりますのでお電話での説明は行っておりません。
  3. その後手術の予約を入れます。
  4. 手術当日は午前10時までに来院してください。
  5. 基本的に去勢手術はその日の夕方に帰宅となり、避妊手術は1泊入院となります。

 

現段階の獣医学において、これらの手術のメリットはデメリットを上回るといえます。(特に病気の予防という意味で)

メリットとデメリットをよく検討していただき、ご家族で1つの答えを出す時間を作ってください。

また、疑問や相談など随時承ります。