フィラリア予防は　

蚊によってうつされた子虫（ミクロフィラリア）を、５〜１１月に月１回お薬を飲ませ駆除します。

地域によっては（水田、川、草、林）１２月または通年飲ませます。

うつされた子虫を次の月に薬で駆除するので、最後の月が肝心です！！

蚊を見たら次の月にもう１回飲ませれば、予防がしっかりできます。

 　もし、予防薬を飲ませるのが、2、3ヶ月空いてしまった場合は必ずお伝えください。

下記に、フィラリア症・予防について詳しく書いてありますのでご覧ください。

愛犬家の皆さん、フィラリア予防は万全ですか

１０年以上前は犬フィラリア症に感染し若くして亡くなってしまうワンちゃんが多くいました。

今では、犬フィラリア症の怖さや予防の大切さを改めて理解し、フィラリア予防を欠かさずに行ってくれる飼い主様が増えました。

ここ10年で”犬フィラリア症”に感染しているワンちゃんが少なりつつあり寿命も延びました。

これは、とても喜ばしく、犬が人にとってとても近い存在になったんだと実感します。

しかし、よくお話を聞いてみると間違えた知識・投薬方法を行っている方もいらっしゃいました。

　以下は実際に飼い主様からご相談された内容です。

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　これでは、愛犬をフィラリア症から守れていません

蚊との接触は、お散歩中はもちろんのことお家の中のどこにいてもあります。

3階以上に住んでいる方もエレベーター（実験記録があります）や人間にくっついて入ってきますし、雨などでたまった水たまりがあればどこでも孵化できます。

蚊の針は服の上からでも刺さるのです。

蚊はとにかく強い！

 蚊も、年々日本の気候に順応して来ていますので、蚊に刺されないことは決してないのです。

では、フィラリア予防とはなんでしょう。

蚊に刺され、蚊によってうつされた子虫を、次の月に予防薬で駆除するものです。

フィラリア予防を１年予防しなかっただけで30％の犬が感染

予防を３年しなかった場合は89％が感染というデーターが報告されています。

注）ある一部のデーターですが、とても低いとは言えない数字です

事実、予防を怠った為忘れてしまった為、毎年何例かフィラリア症にかかってしまう犬がいます。

飼い主様はとても落胆されてしまいます、予防しておけば、と・・・。

では、皆さま 

犬フィラリア症をご存知ですか？

犬糸状虫（フィラリア）という虫が、心臓や肺動脈に寄生することによって起こる病気です。 

心臓に寄生すると血液循環が悪くなり、様々な循環器障害を起こして最悪死に至る病気です。

愛犬の表情も体系もガラリと変わってしまい介護するのもつらくなります。

なのでこの病気は予防が一番大切になります。

フィラリアは蚊の媒介によって感染する為、蚊が発生している５〜１１月（目安）の間の予防をおススメいたします。通年予防される方もいらっしゃいますので、ご希望の場合はお伝えください。

（予防期間は地域によって異なります、田んぼや草木が多い場所は１２月までの予防をおススメします）

予防期間の５〜１１月（目安）に毎月１回だけの投薬で予防ができます。　

ですが、フィラリア予防する前にもう一つ大事なことがあります

予防をする前に、愛犬の体内にフィラリアがいないかを必ず血液検査で確認します。

もし、フィラリアが体内にいる場合にお薬をあげてしまうと、愛犬を危険な状態にさせてしまう事もあります。

これが本物のミクロフィラリア。これが血液にいるとフィラリア症と判断されます。

透明のウヨウヨした子虫が血管を通って、心臓に何十匹も寄生し成虫になります。

こうなる前にしっかり予防し愛犬を守りましょう。

当院では、２種類のフィラリア予防検査をご用意いたしております。

　簡易フィラリア検査

　健康診断付フィラリア検査

 　　　　　　肝臓・腎臓・血糖値・血中コレステロール値（内臓脂肪）などの１６項目で、

　　　　　　 主に内臓の評価です。フィラリアの結果はすぐにお伝えもできますが、

　　　　　　 血液検査は結果が出るまで10日ほどお時間がかかります。

　　　　　　 健康診断付は２〜７月までの期間限定です。

事前に検査しておけば、フィラリア予防の開始時期（５〜６月）になった時、愛犬をお連れにならなくてもお薬だけをお渡しすることが出来ます。

しかも、２，３月中に健康診断付を受けていただいた飼い主様には嬉しいプレゼントが・・・・

フィラリア検査はご予約は不要です。診察時間内にお越しください。